名古屋の夜

No Image何の変哲もない通りにちょいと路駐して、
ほとんどの店のシャッターが下りた歩道を行く。
「やった!今日は並んでないですよ。」
と、マーが言ったけれど、行列は電話ボックスの陰にあった。

その店は午前2時半から午前5時までのたった2時間半しか開いていない。
その店は客席が6席しかない。
その店の前には、開店前から閉店まで毎日行列が出来ている。
その店は、写真撮影禁止。

そしてその店に行ったことのある人間はそろって、
「この世の中にはな、常識では割り切れないことがまだまだあるんだよ。」となにか諭すように話す。

真夜中のラーメン屋。

くさなぎじゅりあん


先頭をきって入ったノリの様子が、半分開いた入り口から見える。
どうも冷蔵庫の上の物を取ってくれと言われたみたいだ。
少し困惑した表情に思える。

続いてさこちゃん、マー、こーぞーが入っていく。
まるで、戦地に赴く兵隊さんのように。
入れ替わりに出てきたお客さんは、禊を済ました行者のようだ。

最後に松倉さんと僕が入って、店の中は身内だけになった。
四畳半ほどの店内の空気は、
「困惑」+少しの「怒り」そして「諦め」だったように思う。

店を出てからみんな、喧々諤々だった。

結論、

多分二度と行かないと思う…。

*マー=ジャスティス。今池かサンセット辺りにいる。この日はギタリストとして参戦。

*松倉さん=トッポジージョ。肩書きがありすぎてよく分からない。筋肉マン。この日はドラマーとして参戦。

“名古屋の夜”のコメント

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  • お疲れサマです!ライブ行きましたぁ~
    コーゾーさんいっぱい話してもらってめっちゃ嬉しかったし楽しかった
    ・・・このブログを見てどこか分かってしまった自分が恐いです。あそこに行っちゃったんですね。。アタシも一回行ったっきり、2度と足を踏み込んでいません!笑
    帰りにハイチュウもらえました??

  • 店の名前が知りたいです!僕は名古屋に住んでいるので是非機会があれば行きたいのですが…‥。

  • 確か、ダイ〇ュ〇ラーメン?

    僕らはアメちゃん一袋と、トーマスのハイチューでしたよ。

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